最近人気のハンモック。我が家にもほしい~と思っても、我が家は家の構造上、梁などが出ている箇所がなく、ハンモックの設置は諦めていました。
しかし、それでも諦めきれなかったので、どうにか作ってみよう!とお庭に設置。そんなハンモックづくりを詳しくご紹介します。
自宅の庭でハンモックを作ってみた
まずどこにハンモックを設置するかをよく考えます。お庭に作ろうとは考えたものの、お庭のど真ん中に設置しては邪魔だし、だからといって家の中から見えないような位置に設置するのも微妙です。
ハンモックを支える柱を立てるため、それなりに深さを掘って基礎を埋められるかどうかも考慮しなくてはいけません。
いろいろ考えた結果、我が家では砂場の近くで、雨水タンクの近くに設置することにしました。
ハンモックを作る際に必要となる材料を購入
設置場所が大体決まると、こんでゃ必要な材料を購入していきます。
今回必要となるのは↓↓こんな感じのもの達です。
・柱となる角材2本
(買った長さは175センチのものですが、穴を掘って深く埋めるので、実際地上に出るのは145センチから150センチくらいです。防腐防虫加工木材を使いました。)
・インスタントセメント
・プレートハンモック2個
プレートハンモック↓↓はその名のとおり、ハンモックを吊るのに使用する金具です。普通にホームセンターで売っています。今回買ったのは使用荷重75Kgfの大きめのものです。
・ネジ
・ハンモック布
(布だけならオークションで1,000円くらい、ショップでも2,000円しないくらいで売っています。)
ハンモックを作っていこう!
材料がそろったらどんどん作っていきます。
まずはハンモックを設置する地面に30~40センチくらい穴を掘っていきます。
穴を掘ったら掘った穴底を柱材で叩いて、地固めしていきます。ある程度地固め出来たらインスタントセメントを水で溶いて少し入れ、柱材を立て、さらにその周りにインスタントセメントを入れていきます。
インスタントセメントは水に溶けばすぐ使える簡単なセメントです。それでも途中で面倒になってしまった私は、インスタントセメントを直接穴に入れ、穴の中で水に混ぜて使用するという適当さ加減でした(汗)
同じものを220センチ以上間隔をあけてもう一本立てていきます。最後に水平になるように微調整を行います。最近はスマホに水平器がついているので便利ですね。
24時間放置して置くと柱はしっかり固定され、ビクともしません!
それからプレートハンモックを太めのネジで固定していきます。結構太めの防腐防虫加工木材を使用しているので、雨ざらしでも早々腐ることはないと思いますが、念のため塗料で塗装しました。
ハンモック布をひっかけると、いい具合です!
子どもたちは大喜び!(大人もね)
ハンモックは意外と作るのが簡単で、子供たちがすぐに夢中になりました!ミノムシみたいにくるまってゆらゆら~と楽しそうに遊んでいます。意外と乗り込むのはコツがいるようで、バランス感覚を養うトレーニングにもなりそうです。
ただ下が一部コンクリだったので、落ちたら痛いな~と。。。
最近のハンモックはイス型のものもあるので、柱をさらに増やしてもう一個あってもいいかな~なんて思ってます。
ハンモックの許容体重の目安
大人だって楽しみたいハンモックです。我が家でもさっそく主人がゆらゆら~と昼寝をしていましたが、さすがに主人が乗ると「重量大丈夫?」と心配になってしまいました。
さらにそんな心配をよそに、主人は子ども二人を抱えて乗り込みます。総重量はすでに100㎏超え…
柱は30センチくらい埋め込んで、多めのコンクリで固めてあるので一先ずは折れることはありません。
プレートハンモックは1個で75㎏fですが、2個使って体重が分散されているので、2つ合わせて110㎏くらいまでなら大丈夫だろうと思っています。
ハンモック布自体も130㎏まで大丈夫なものを買っているので、とりあえず大丈夫そうでした。
しかし!見落としていたのが…ネジです。
さすがにプレートを止めるネジの耐荷重まで考えていませんでした。もちろん、ある程度重さに耐えられるように簡単に抜けない長めのネジを使いましたが、まさかネジが刺さったまま頭の部分だけが取れてしまったのにはビックリです。。。。
そこで、使いなおしたのが長さがあり、折れにくい太めのネジです。耐荷重量も増えるのでこれで大人でも大丈夫です。
それでも心配な人はネジではなく、ボルトを使うことをおすすめします。
ボルトなら折れる心配がぐっと減ります。それでも耐荷重は120㎏くらいだと思います。
もっと耐荷重のあるハンモックをと考えている人は、柱を50センチ以上埋めて立て、プレートハンモックを使わず、直接木に穴をあけてそこにハンモック紐を通して使う方法を考えてください。