こどものハサミトレーニング!【左利きのこどものハサミはどうする?】

今回はハサミのトレーニングについてと左利きの子供を持つ親ならではのあるあるについて書きます(笑)

ねんどを使ったハサミトレーニング

やっぱり、いくら子供用のハサミとはいえ、それでも親としては子供が刃物を持つというのは安心できるものではありません。手を切る心配だけでなく、何を切られるか分からないといった心配も付きまといますよね。また一度使えることがわかると子供はハサミをおもちゃのように頻繁に使いたがるようにもなりますから。

そんな時におすすめなのが、ねんどを使ったハサミトレーニングです。

実はねんどのお道具には、ねんど用のハサミというものがあります。これはプラスチックでできたハサミですが、もちろん紙などを切ることはできず、ねんどしか切れないようになっています。

ねんど遊びをしながらしっかりハサミのトレーニングもできるので、いきなり切れるハサミでトレーニングさせるよりもずっと安心できます。

実際に紙を切るようになった時に注意すべきこと

ハサミトレーニングで段階を積んで、そろそろハサミデビューとなった時に子供に合うハサミを選ぶことは非常に重要です。子どものハサミは大人のハサミとは違った使いやすさや、安全性が備わっているので、大人のハサミで練習させるよりもはるかに安全に、そして正しくハサミを使うことが可能です。

そしていくつかハサミを使用させるうえで、ルールを作っておくことも刃物を扱う上では大切です。

ルールその1:ハサミはママが管理すること

ハサミを常に子供が遊べるところに置いておくのは非常に危険です。子どもがハサミを使えるようになっても、子どもはまだハサミの危険性切って良いもの、切ってはいけないものの判断はつきません。ハサミを使う時はママに「使ってもいい?」と聞くようにし、終わったら「ママに返す」などルール付けをするようにしましょう。

ルールその2:ハサミを使える場所を決める

子どもは「ながら遊び」をするのが普通です。ハサミで遊んでいても、すぐに他のものに気を取られて、ハサミを持ったまま他のもので遊んだりします。これは子供にとってもママにとっても危険です。ハサミを使う時は、「テーブルで椅子に座って使う」「ものを切るときはテーブルの上で」などルールを教えてあげるようにし、ハサミの行方を常に明らかにしておきましょう。

ルールその3:切って良いものを限定する

大人としてやられて一番いやなのは、何でもかんでもハサミで切られることです。ハサミで物が切れるようになると、子どもは手当たり次第に物を切るようになります。あらかじめ「折り紙は切っていいよ」「新聞は切っていいよ」などルールを作っておくと、子どもも多少気にかけるようになります。

こども用の左利きハサミは必要?

最近は昔に比べて左利きの子供も増えたように思います。そのせいかいろいろなところで「右利き用」、「左利き用」、と書かれたアイテムを見る機会が増えました。

もちろんハサミも例外ではありません。子供の幼稚園のお道具箱に入っているハサミも、注文時に右利き左利きの選択をするようになっていました。

結論から言うと、子供が左利きだからといって左利き用のハサミを選ぶ必要はありません

特に幼稚園位の子供だと、子供が「右利きが良い!」「左利きがいい!」と言うわけではなく、親が勝手に決めますよね。

我が家でも子供は左利きですが、私は右利きで、感覚的に子供が左利きだから左利き用のハサミを買うものだと思っていました。

実際に左利きで育った人の意見とは?

そこで私が参考にしたのは左利きの私の妹です。

もうすでに成人しているので、しっかりと意見を述べることができます(笑

私の妹が言うには、左利きであったとしてもハサミ自体は右からでも左からでも持つことができるので、右利きのハサミで全然切れるそうです。

むしろ左利き用のハサミは、刃の重ね合わせ方が違うせいか切れにくく、不便だそうです。

左側に置いてあるのが左利き用のハサミ、右側に置いてあるのが右利き用のハサミです。

刃の重ね合わせ方が違いますよね。

でもそれ以外に違いはありません。

左利きだからといって左利き用が絶対とは限らない

実際に右利きの私が右利き用、左利き用のハサミを右手左手で使ってみました。

紙に対して刃がまっすぐになっている限りはどちらも、どちらの手でも切れます。

ただちょっと左利き用のハサミは刃の開き方が違うせいか、若干違和感を感じます。

切れ味自体は刃の鋭さによるところなので一概に切れる切れないはここでは判断はできません。

ただ道具を自分で揃えなきゃいけないときに、お店によっては置いてあったり置いてなかったりする左利き用のハサミをわざわざ選ぶ必要はないと思います。

左利きの妹が言う「左利き用のハサミは切れない」と言うのは、使い続けているうちにわかるものなのかもしれません。

おすすめの子ども用安全ハサミ

アンパンマン おけいこ ハサミ

子どもならみんな大好きなアンパンマンのハサミです。特に2歳、3歳くらいの小さな子が使うのにおすすめなハサミです。ハサミ全体がプラスチック製で、刃が少しだけ付いています。大きくなると切れにくくなるハサミですが、早くからハサミトレーニングを始めたい人におすすめです。


アンパンマン やってみよう!はじめてのハサミ

上記のアンパンマンのハサミよりもさらに安全なのがこちらのハサミです。プラスチック製のハサミで、握ったり開いたりする力のない子でも正しくハサミを使えるようになることを目指したハサミです。


手が切れないトレーニングばさみ

紙以外のものが切れないように作られているフランス製のハサミがこちらです。刃はグラスファイバーという特殊な素材でできていて、紙以外のものが切れないようになっています。