プリキュアにハマってほしくない!「知育」につながるプレゼント

1年を通すと、誕生日やクリスマス、こどもの日やお正月、入園祝いに卒園祝いなど何かと子どもにプレゼントを用意する機会ってありますよね。

親から子どもへプレゼントを考えてあげるだけならまだしも、祖父や祖母などから孫への「プレゼント用意するから何がいいか考えて」なんて言われることもあれば、さらに倍のプレゼントを考えなくてはいけないということもありますよね。

我が家でもそうなんですよ。「子どもなんて、もらえれば何でも喜ぶ!」なんて考える人もいますが、特に女の子は3歳、4歳と年齢が少しづつ上がるにつれて「好き」「嫌い」などの好みが出てくるので、「なんでもいい」ともいかず、悩んでしまうこともあります。

そんなときの参考に少しでもなればと今回は、我が家での経験を踏まえつつ、子どもにおすすめなアイテムをご紹介します。

プリキュアにハマってほしくない!「知育」につながるプレゼント

子どもがある程度大きくなれば、「誕生日にはこれが欲しい」なんていうようになりますが、あげる側からすれば「ただ可愛い」「ただ流行ってる」おもちゃではなく、なるべく頭を使うようなものをプレゼントしたいとどうしても思ってしまいます。

子どもが小さければ小さいほどその傾向は強いようで、対象年齢が低めで販売されているおもちゃの多くが知育系のものです。

確かに2、3、4歳くらいの子供は吸収力や発想力がすごく、身の回りのことを理解している途中なのでアシストしてくれるようなおもちゃが必要です。またそういうおもちゃに頼りながら、自然と数の勉強や、読みの勉強を行っていくことはとても理にかなっています。

だけどそれと共に子どもの中にも「好き」「嫌い」という感情が育っているので、親が考える「実用的なもの」「知育的なもの」よりも、子どもは「好き」を優先してしまうようになってきます。

年齢が上がるにつれて欲しいものは「周りと一緒」

4、5、6歳くらいになると子どもは「意思」が強くなり、「好き」をものすごく優先させて物事を考えるようになります。それと同時に、「仲のいい友達が持っているから欲しい」という感情もなぜか生まれてくるんです。

年齢が上がるにつれて、子どもが自分の「意思」を持って「好き」なおもちゃを選ぶことは仕方のないことで、良いことです。自分が子供の頃も結局はそんな記憶があります。。。

ただ周りの友達でも、特にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいるようなお友達は、「姉」「兄」の影響をものすごく受けているので、キャラクターものにハマってしまって、変身グッズや使い方のあまり分からないおもちゃを早いうちから欲しがるようになってきます。

プリキュアにハマってほしくない

これは、完全に私の個人的な意見ですが、プリキュアにハマってほしくないんです(汗

私が子供のころで言えば、セーラームーン的な立ち位置のプリキュアだと思うんですが、まるでおもちゃなどの商品のためにアニメ化されているような印象がどうしても否めないんです。

特に今のプリキュアは、1シリーズが終わると、主人公まで総入れ替わりで、仮面ライダーのようで…。

おもちゃはシチュエーションやシーンごとに細かく用意されていて、その細かさにビックリ。グッズなども入れると本当に「こんなものまで…」というものまであります。

しかし、子どもがおもちゃを欲しがっても、結局そのシリーズが終わってしまえば、また次のシリーズのおもちゃが欲しくなり、これまでのおもちゃで遊ばなくなってしまうという悲しきことが。。。セーラームーンで私も経験しましたが、初代セーラームーンの時のグッズで、セーラームーンSになって遊ぶことはありませんでした。

大人になってこそ思いますが、「新しいものが良い」「古いものは使わない」みたいな風潮を子供に無意識に植え付けているような感じがしてしまうんです。(個人的な意見です(汗

本当、個人的な意見ですが、そういう意味では、ディズニープリンセスとかの方が全然嬉しいんです。

だって、ディズニーは何十年経っても、過去のプリンセスが「古い」となることはないですよね?50年を超えても、今もなお白雪姫やシンデレラのグッズは扱われていて、子どもたちが憧れるんです。

キャラクターに対する愛情があるというか、長く愛されるキャラクターにそもそもしようという意思があるというか。。

ディズニー系のおもちゃなら、キャラクターが「古い」となることもほぼなく、むしろシンデレラにしても白雪姫にしても、DVDなどで別ストーリーが出ていたり、他のディズニー映画にたまに登場したりと常に「生きている」ように感じられます。

なので、子どもにはプリキュアでなく、ディズニープリンセスにハマってほしいというのが本音です。

小さな子供におすすめなプレゼント

いろいろ子どもにプレゼントを用意する中で、「これが良かった!」というものをいくつかご紹介します。悩んでいる時の参考にしてみてください。

ジグソーパズル

昔から変わらない定番の子どものおもちゃジグソーパズル。どの時代になっても子どもが夢中になるおもちゃで、脳を活発に働かせながら好きなキャラクターの絵を作っていく、最高の遊びです。早い子だと2歳くらいから夢中になり始めるパズルは、3歳から4歳にかけて異様にはまってしまうアイテムです。

パズルにも対象年齢が設けられていて、対象年齢が低い子のパズルではピースの数が少なかったり、形が簡単だったりしますが、年齢が上がるにつれてピース数が増え、形も難しくなってきます。子どもがパズルにハマってくると、対象年齢が少し上のピースの多いパズルも悩みながらも結構出来たりします。パズルはお店によって置いてある絵柄が大きく違うため、子どもが気に入るキャラクターのパズルも探せばあることもしばしばです。

値段も1つ500円程度と安く、ちょっとしたプレゼントにはもってこいですよ。

ごっこあそび(ドーナツ屋さんやパン屋さん)

3歳を過ぎてくると子どもは「ごっこあそび」に結構夢中になります。ママの真似をしてみたり、お店屋さんの真似をしてみたり、テレビの真似をしてみたりと。そんなごっこ遊びの中でも特におすすめなのが、ドーナツ屋さんやパン屋さん遊びです。

ドーナツ屋さんのおもちゃやパン屋さんのおもちゃは、ごっこ遊びをしながら数の勉強ができるものが多く、子どももまだ分からないなりに「1個」「3個」などと数えながら商品を用意してくれたりします。

数を数えて遊ぶことができるおもちゃもありますが、同じようなドーナツやパンを用意して、紙袋を用意しただけでも、十分、遊べるアイテムになります。

3歳、4歳くらいの子どもは、ママ、パパと一緒に遊びたい気持ちも強いので、一緒に遊びながら数のお勉強ができるこういったアイテムはおすすめです。

ことばずかん

2歳、3歳といろいろな言葉を覚え始めてきた子におすすめなのが、ことばずかんです。ことばずかんと言っても、昔ながらの本当のずかんじゃなくて、電子ペンで本をタッチするとペンが指した言葉を教えてくれるという今どきのアイテム。

ことばずかん系のおもちゃは、アンパンマンのもの、ディズニーのものなど様々な物が発売されています。

我が家でも、言葉を覚え始めた頃の長女にプレゼントしました。

ペンでタッチするとアンパンマンの声で「どうぶつの名前」「いろの名前」「たべものの名前」などを教えてくれるので、子どもが大喜びして使っていました。

我が家で買ったアンパンマンのことばずかんは、英語バージョンもあり、またページ内のことば二つをタッチすることで2語文が作れたりと結構な優れもの。

現在は言葉に興味を持ち始めた弟が喜んで使っていて、持ち手もついているのであちこちに持ち運んで使っています。

がっきのおもちゃ

子どもが結構夢中になるのが楽器のおもちゃです。音が鳴るアイテムはやっぱり子どもが大好きなポイントだなと思いますが、楽器のおもちゃといっても最近は様々あります。

定番のピアノのおもちゃ、ギター、バイオリン、鉄琴などなど本当にたくさんのアイテムがあります。

本格的に習い事として考えている場合でも、そうでない場合でも、まずはおもちゃで子どもの向き不向きを見極めたり、興味を試したりと使い方は色々です。

昔なら鍵盤に興味を示さなかったら、「音楽に興味がない」なんて勝手に思っていましたが、今は楽器も多種多様なので、子供が興味を示す音楽が案外すぐに見つかるかもしれません。

我が家でも長女はあまりキーボードに興味を示さず、どちらかと言えばキーボードとセットになっているマイクに興味を持ったり、お琴に興味を持ったりしています。

弟の方はキーボードが結構好きで、それよりもウクレレの方が好きそうで楽しく遊んでいます。

がっきのおもちゃは遊ぶこともできるし、習い事にもつながるしで、結構おすすめです。

えほん

こどもはやっぱり絵本が好きです。3、4、5歳くらいになると既に好きな本の種類やジャンルなどが決まっている子もいますが、それでも本は好きです。

2歳、3歳くらいの小さい子ならカラフルな絵本で少しストーリー性のあるものがおすすめです。

好きなジャンルや興味のあるものがすでにある子は、その子の興味に合った「恐竜ずかん」や「お魚ずかん」、「電車絵本」などがいいかもしれません。

年齢が少し上の子なら、仕掛け絵本なども楽しいかもしれないですね。

リカちゃん&メルちゃん

女の子ならやっぱり夢中になるお人形は欠かせないアイテムです。2、3、4歳くらいの子ならメルちゃんやポポちゃん、レミンちゃんなどの少し大きめのお人形がおすすめです。5歳以上のちょっと年齢が上がってきた女の子にはリカちゃんやシルバニアなどのお人形が楽しい年頃です。

メルちゃんはお人形の中でも結構昔からあるお人形で、お着換えセットやごっこアイテムなど、いろいろな付属アイテムが扱われています。

ディズニープリンセスをモチーフにしたレミちゃんや少し大きめサイズのポポちゃんも小さい女の子が夢中になるアイテムです。

年齢が少し上がるとリカちゃんやシルバニアのような、少し小さめのお人形遊びが楽しくなります。リカちゃんやシルバニアは家族などのサブキャラもたくさん扱われていて、グッズがすごく豊富です。またリカちゃんハウスは発売当初よりも今の方が持ち運びやすいコンパクトなものになっています。

トミカ&プラレール

動くものが大好きな子に欠かせないのがトミカやプラレールのおもちゃです。

トミカと言えばいろいろな車のおもちゃが人気で、電車好きにうれしいのがプラレールですよね。

トミカは集めだすとキリがないくらいたくさんの種類の車のおもちゃがありますが、最近はトミカの車だけでなく、バスタウンやファイヤーステーション、タワーなどの車を遊ばせる基地局の方が結構子供たちから熱い視線を集めています。

そしてトミカに負けないくらいプラレールも人気で、特にご当地プラレールや限定プラレールには大人も結構夢中だったりします(笑

プラレールもレールを繋げてどんどん好きにコースを作っていけるのが人気で、最近では立体レールや方向転換レールなどを使って大きなコースを子供と一緒になって作る親も増えています。

子どもと一緒に遊べる時間を

ここまで子どもにおすすめなプレゼントをいくつかご紹介しましたが、私も子どもを育てていて思うのですが、どんなおもちゃを買ったとしても特に2~5歳くらいの子どもはママやパパと一緒に遊びたい願望が強いです(笑

なのでプレゼントを渡して「一人で遊んで」ではなく、「一緒に遊ぼう」と声をかけてあげるとすごく喜ぶし、子どもの方からも「一緒に遊ぼう」と誘ってきます。

こうやって一緒に遊べるのもそんなに長くないんだろうな~と思いつつ、いつも遊んでいますが、子どもの心を育てるのはおもちゃではなく、結局は大人です。

おもちゃを活用しつつ、子どもとの時間を目いっぱい楽しんであげることも忘れないようにしたいですね。