子供の遊びで欠かせないおままごと遊び。子供が1歳を過ぎていろんなことができるようになると、もっと子供が遊べるようなおもちゃを与えてあげたいと思う人も多いかもしれません。
最初はお野菜のおもちゃや包丁で遊んでいる子供も、だんだんと高度な遊びをするようになり、考えるようになるのが子供用のキッチンの購入です。
最近では子供用のキッチンもプラスチック製のもの、木でできたものなど種類も多くかわいいものがたくさんあります。安いものなんかは5,000円もしないくらいで買えますが、やはりそれなりのクオリティー。
逆に高いものはしっかりとした作りで子供が少々乱暴に扱っても壊れないのですが、どうしてもお値段が高くてなかなか手を出せません。
そこで我が家ではキッズキッチンをDIYしてみました!材料費は木材費が3,000円前後。あといろいろと小物を100円ショップで買って作ったオンリーワンアイテムですw
安い市販のものよりもしっかりしたもので、何より子供が遊べる要素を盛りだくさんにして作った手作りキッチン。子供が大きくなって捨てるときも、板に戻してしまえば普通にゴミとして出せるので便利です。その全容についてご紹介しましょう。
ままごとキッチンをDIYしよう!まずは、ホームセンターで木材購入
まずはホームセンターで必要な材料を購入します。
購入するために大体どんなキッチンにするかの絵をかき、サイズを計算しました。
今回は子供が3,4歳になっても使えるサイズのものをと思い、少し大きめで作ります。
板の厚みなどはホームセンターに行かないと分からないものも多いですが、おおよそ板の厚さを1㎝前後で考えていれば大丈夫です。
上記のようなキッチンイメージ図を描いた後、今度は必要な材料がわかるように板に分解して絵を描いていきます。
大体こんな感じです!
ホームセンターに行って大きめの板や長めの板を買い、その場でカット加工してもらいました。
最近はカット加工をホームセンターで行っているので便利ですよね。家に帰って組み立てるだけで良いんですから♪
キッズキッチンのシンクを作るため、板を一部長方形にくりぬきました。私が行ったホームセンターではおじさんが親切で、「できるかな?」と言いながら加工してくれました!
出来ない場合は、下図のように用意した板をくっつければ問題ありません!
ちなみにシンクに使ったのは、100円ショップで買った保存容器です。シンクの穴の大きさは、使用する容器の大きさに合わせて作ります。
くっつけるのはボンドでくっつけて、ジョイント金具でとめておけば壊れる心配はありません!
ジョイント金具プレート↓↓100円ショップでも売ってます!意外としっかりしていて、強度が増すので使えるアイテムです。
ままごとキッチンをどんどん組み立てていこう!
木材辺がそろったら、後は組み立てていくだけです。板の厚さに合わせてクギの長さや太さを変えてカナヅチで組み立てていきます。
電動ドリル、電動ドライバーがあれば、ネジを使ったほうがより強度のものができます!
DIY好きにもかかわらず、私は電動ドライバーを持っていないのでいつもカナヅチとクギを使いますw
クギ打ちをする前にボンド付けをしておくと少々隙間があっても埋まります(笑
設計図には書きませんでしたが、途中で思いつきで左側の棚のところに蝶番を使い扉を2枚つけました!
蝶番↓↓
扉の作り方は簡単で、ホームセンターで売っている塩ビ板やアクリル板をカッターで好きなサイズに切り、4辺に同じくカッターで切れるバルサ材や100円ショップで売っている細い木材をボンドで貼り付けるだけです。
そうやって組み立てたのが下の写真ですw
これまた途中で思いつきで、簡単に移動出来るようにキャスターを買ってきて底の4カ所に取り付けました!
設計図で書いてあった上の部分はこの後作っていきましたw
上の部分と下の部分の接続には、ジョイント金具プレートを使いました。
二箇所からジョイント金具プレートで留めておけばぐらつく心配もありません。
ままごとキッチンのデコレーションは思いつきで!
ここからはどんどん思いつきでアイデアを詰め込んでいきます!
扉の色を塗り、リメイクシートなどを貼りどんどん可愛くしていきます。100円ショップで売っていたドアノブを使い、コンロのつまみを作ってみました。アクリル板にリメイクシートを貼りドアノブを取り付け、棚に取り付けるだけです。
お鍋などを置くコンロの方には、金属製の鍋敷きを取り付けました。
お洋服を買ったときにもらったビニールの袋をのれんのように可愛く切り、上部に取り付けるとキッチンワゴンみたいになりました。
デコレーションするとあっという間に見違えるようです(笑
後から付け足すのだって自由!
さらに目線の位置の黒いテープの下には、ジョイント金具プレートの長いものをつけているので、マグネットタイプのキッチンタイマーなどがくっつく仕掛けです。子供はくっつけるのが好きなので大喜びです。
フックなどもたくさんの取り付け、子供が何でも引っ掛けられるようにしておきます。
シールを貼ったりお野菜のおもちゃをくっつけたり。移動させやすいように、バータイプの取っ手も取り付けました。
シンクの周りにはタイルシートを小さく切って貼り付けました。ドアノブでつまみを作り、蛇口を取り付けます。
蛇口は本物感を出したかったので、蛇腹ホースを使いました。
デコレーションは親が楽しいですね(笑
さらに移動出来るキッチンなので、左右背面もリメイクシート張り、子供が楽しめるような工夫を凝らしていきます。
マグネットシートを使ったり、ホワイトボードを貼ったり、ブラックボードを貼ったり、ベルも取り付けました!
費用がかさむように思いますが、これらのほとんどは100円ショップです。
子供が持っていたおままごとセットを飾りながら棚に片付ければ、キッズキッチンの出来上がりです。
子供は大喜びで事あるごとに、キッズキッチンワゴンをリビングに持ってきては遊んでいます。少々乱暴に扱っても壊れる事はなく、おままごとアイテムの片付けにも役立っています。
最近では、子供たちでパン屋さんにキッチンを使っています!