砂場をDIYしよう!【子どもが夢中になります】

DIY

子どもが小さいと、あったらいいなぁ~と思うおもちゃや遊具ってありますよね。子供のジャングルジムやブランコ、滑り台などもその一つで、最近ではおもちゃ屋さんなどで安く手に入れることができます。

しかし、思ったほど安くなく、おしゃれなデザインのものが少ないのが、砂場です。

そこで、我が家で作った砂場のDIYをご紹介します。

砂場をDIYしよう!

まず大切なのが、どこに砂場を作るかです。我が家では庭の一部に購入前の持ち主が設置していたカーポートのコンクリの部分が残ったままでした。庭全体には芝生を植えたんですが、コンクリ部分だけはどうにもならず。。。そこで、このコンクリ部分を隠すこともかねて砂場をここに設置することにしました。

インターネットで検索すると、砂場を自宅に作っている人の多くが土を掘り、基礎やレンガなどを埋めながら砂場を作っています。そして子供の成長とともにその砂場が花壇になっていました。使用後のことも考えるのは大切なことですよね。

我が家ではコンクリを掘ることができないので、コンクリの上に砂場を作り、後処理しやすいものを考える必要があります。

そこで防腐防虫処理してある木材を使い、砂が下から漏れない、なおかつ雨が降っても水だけが抜けるものを考えました。

砂場に必要な材料の購入

どこに、どんなものを作るのかが大体決まったら、さっそく材料を購入していきます。

今回購入した物はこちらです。

・防腐防虫加工木材 4辺

・防草シート

・Lクローム(L字アングル)

・防鳥ネット

・又釘

・ネジ

防腐防虫加工木材は、木材を専用の液につけて加工したもので、薬剤の色(鶯色~茶色)に染まっています。あらかじめホームセンターで使用するサイズに木材はカットしてもらいました。

屋外で使うことを考えて、劣化しにくい木材をチョイスしました。

Lクロームや防草シート、防鳥ネットは100円ショップでも購入できるものです。大きいサイズの防草シートや防鳥ネットはホームセンターで購入します。

組み立て作業

材料がそろったらどんどん組み立てていきます。

カットした木材をLクロームを使って組み立てていきます。厚みのある重い木材なので、Lクロームを使って木材を固定したほうが安定した固定ができます。

また防腐防虫加工木材は液に浸していたせいか、木材に若干の丸みが出ているので、木材同士を合わせた時の隙間もLクロームのほうが気にせず固定できます。

上下2か所で固定すれば結構したりしたものになります。

結構夢中で砂場の枠をどんどん組み立てていってしまいましたが、あっという間に組み立てができました。

次に防草シートと又釘を使って砂が外に漏れないように底面を作っていきます。

防草シートは木枠の3分の1くらいの高さで固定していきます。角などは隙間ができないよう又釘を間隔少な目で打ちこみます。

防草シートは幅がある程度決まっているので、半面ずつ貼りました。

もう半面も同じ幅で防草シートを張ると、防草シートの重なり部分が多くなり、特に固定しなくても砂が出にくくなるというメリットができました。

そして、猫のトイレ防止策に防鳥ネットを使いました。

防鳥ネットは、両サイドに軸紐が入ったタイプのものを購入しました。

この軸紐を又釘を使って木枠に固定していきます。

軸紐の両端を木枠に固定し、ネットだけを広げたり、束ねたりできるようにしていきます。

途中で娘の妨害に合いました(笑)

それでも何とか完成です。

防鳥ネットの軸紐をしっかりピンと張っているので、遊んでいてもネットのひもが邪魔になることはありません。

ネットを束にすると↓↓こんな感じです。

あとは砂が入るのを待つだけです。

砂はパパが用意してくれるとのことなので、気長にこの木箱のおもちゃの状態で待ちたいと思います(笑)

砂場を作るときの注意点

砂場を作るときにはいくつか考えておくべきことがあります。

まず一つは、子供が十分に遊べる大きさかどうかです。

私が子供のころ、同じように父が砂場を作ってくれていましたが、それは新聞1面くらいのサイズで小さく、思うように遊べなかったため、結局は砂を砂場から外に出して遊んでいました。

砂場を作る理由の一つに、「決まった場所で遊ばせたい」という人も多いかもしれませんが、それなら十分に遊べるスペースを確保してあげなくてはいけません。

そして、2つ目に注意すべきは大きさに伴うだけの砂が必要ということです。

遊べるスペースを確保できるよう広く作ったはいいけど、砂が足りない…となると子供は不満に思ってしまいます。私の父は海岸から砂をとってきては水洗いし、砂場の砂にしていましたが、今はなかなかそういう時代でもなく、砂場用の砂もきちんと売られています。

スペースの大きさはある程度必要ですが、大きくし過ぎると砂の確保が大変になるため、バランスよく考えることが大切です。

あと衛生面から猫対策はしっかりと考えておくことをおすすめします。猫はとにかく砂が好きです。普段は家の近くで猫を見なくても、知らない間に…ということも少なくありません。また猫だけでなく、きれいな砂があると鳥などが来て体を洗うこともあるので、対策は取っておくようにしましょう。

【補足】我が家は除菌砂を購入

後日、主人が砂場用の「除菌砂」と言うものを購入してくれました!

ネット通販では20キロ2000円ちょっと位していましたが、なんとローカルホームセンターで15キロ600円程度で売っていました。

もちろん見る限り品質に変なところはありません。

我が家で作った砂場を満たすために、砂は6袋、90キロ分購入しました。

自宅だし思う存分遊ばせてあげられる&靴を汚されては大変なので、子供たちを裸足で砂場に入れたところ、砂の感触が楽しいみたいで大はしゃぎです。

初めて砂場デビューをした弟のほうも本人なりに遊び方を模索してすごく楽しそうに遊んでいます。

遊んだらすぐにお風呂コースですが、砂場を作って良かったと思います。