お風呂でお絵かきできるアイテム
子供に思いっきりお絵かきをさせてあげたい!でも、部屋が汚されるのは嫌!って親なら誰しも葛藤しますよね。
お風呂でお絵かきできるアイテムは実はたくさん売られています!種類も豊富でお風呂の壁に直接書くタイプのもの、黒板シートのようなものに書くタイプのもの、ホワイトボードシートのようなものに書くタイプのものなど様々です。
基本的にはクレヨンのような形状のもので、安全な顔料を使っていて、水に溶けにくい性質を持っています。
つるつるとした面や専用のシートに書くことができ、水を含んだスポンジなどで簡単に落とすことができます。
説明書きにはきちんと書いてあるんですが、それでも購入時には、本当に落ちるのか、安全なのかなどをすごく考えて買いました。
まずはどういったお風呂でお絵かきできる商品があるのか、アイテムを一挙ご紹介します。
ちなみに考慮に考慮を重ねた結果、我が家で買ったのは日本理化学工業の「おふろdeキットパスシートセット」です。
日本理化学工業 おふろdeキットパスシートセット がっこう(黒板)
黒板シートは水に濡れるとお風呂の壁に張り付くようになっていて、学校の黒板の雰囲気がとってもかわいいものでした。
やはりお風呂の壁に直接書くと心配という声は多いんですね。その声を受けて開発されたのがこのシートです。
シートは使っているうちに子供がぐちゃぐちゃにすることが何度もあり、だんだんとボロボロにはなりましたが、水に濡れて破れる心配などはなくしっかりしたものです。
ペンの感じはしっかりと色がついて、本物のクレヨンみたいです。
水に濡れても溶け出す心配がなく、子供が喜んで使ってくれました。ペンを包んでいる紙も、耐水のものなので水に溶け出す事はありません。ただ使用とともにくたびれ感が出て、破れたりするのは 致し方ないところです。
お値段は1,000円程度と安かったです。
日本理化学工業 おふろdeキットパスシートセット(ホワイトボード)
同じおふろdeキットパスですが、こちらはシートがホワイトボード風になっているものです。
背景が白いので色の発色がよく、かわいらしい感じです。
お風呂の壁に直接書くのが心配な人におすすめです。お値段も黒板シートと同じ1,000円くらいです。
サクラクレパスせっけん
クレヨンで有名なサクラクレパスのお風呂で使えるお絵かきペンです。
これは他社と違い、せっけんが主成分になっているため、絵を描いた最後にせっけんとして体を洗うことができる優れものです。
ただしせっけんが主成分なため、お風呂の壁の種類によっては滑ってしまい、発色が思うようにつかないことがあります。
SES社 知育玩具 バスクレヨン
ヨーロッパからやってきたのが、SESセス バスクレヨンです。
ペンはせっけんとコーンスターチやでんぷんなどの安全な素材で作られて、ヨーロッパの安全基準をクリアしています。
色が豊富ですが、素材の特性上、どうしても溶けやすく、しっかりと発色しないこともあります。
色がうっすら残ってしまうこともあるため、書いたら即消すようにしておくとおすすめです。
キッズエンターテインメントおふろでおえかき10色クレヨンセット
ケース付きで手が汚れないと評判なのがキッズエンターテイメントのおふろでおえかきシリーズです。
ただし、評判がいいのはケースで、溶けやすかったり、落ちにくかったりといったマイナスポイントもあります。
もちろん、他のお風呂おえかき同様、書いてすぐであれば水でけすことができます。
ただし原材料に一般的なクレヨンに用いられているワックスが含有されているため、色が残ってしまう可能性があります。
100円ショップにも売られているお風呂でお絵かき
実はセリアやキャン★ドゥなどの100円ショップにもお風呂で使えるお絵かきアイテムが売られています。
物はケースに入ったタイプで、原材料にせっけんが含まれているものです。
せっけんが含有されているため、発色はそこまでよくありません。壁の色によっては見えない可能性もあります。
キットパスと100円ショップのお風呂でお絵かきクレヨンの比較
キットパスと100円ショップのお風呂でお絵かきクレヨンの青色を使ってどれくらい違うのかを比較してみました。
100円ショップのものはセリアで買ったおふろクレヨンです。プラスチックケースに入っていて手が汚れません。
それぞれのクレヨンで浴室の壁に書くとこんな感じです。↓↓
キットパスのお風呂でクレヨンの方がしっかりと色がつきます。
100円ショップのものは壁が濡れていると、書いた側からどんどん消えていきます。
ちょっと水がかかると100円ショップのものはすぐに消えてしまいました。
どちらもすぐに水をかけるときれいに消えました。
お絵かきを楽しむのであればやはり100円ショップのものよりも、キットパスのものの方が質が良いです。
お風呂でお絵かきの注意点
お風呂でお絵かきをしていて、一番困るのはやはり色残りです。
着色料を含有しているため致し方ないことなのかもしれませんが、特に新築の場合、嬉しいことではありません。
最近のシステムバスの壁であれば、面が非常にツルツルしているためほとんどの場合で問題なく落ちます。
ただし日が経ってしまったり、目地やゴムパッキンに入ってしまったりしたものは取れません。
我が家は基本的に黒板シートの上で使っていたので、壁に色がついて落ちないといったことはありませんでした。
しかし、うかつだったのはお絵かきした後のスポンジで消した色のついた水です。
我が家では子供がお絵かきした後、たっぷりの水を含んだスポンジで消していました。
そうすると色のついた水が黒板シートから壁に付着していました。
もちろんそんなに気になるものではなかったのですが、黒板シートから壁に付着した色付きの水がいつも同じゴムパッキンに当たっていたため、ゴムパッキンがほんのり色づいていました。
これは、何をしても取れません。
どんな強力な洗浄剤を使っても、どんなに強力にこすっても全く落ちません(笑)
子供がいる家では仕方のないことですw
お風呂でお絵かきは万能ではない!
お風呂でお絵かきは、もともと子供に思いっきりお絵かきをさせてあげたい!でも部屋は汚してほしくない!とたどり着いたアイデアだったんですが、結局、場合によってはお風呂の壁から色が落ちないこともあるというアイテムです。
もちろん基本的には落ちるので、とても有用なおもちゃに違いなく、さらにお風呂にしっかり入れるきっかけになる良いものです。
ただ、絶対に汚してほしくない!という人は、使わない方がいいです(笑)
我が家では最近は友達とお絵かきすることもあるので、結局、子供部屋に大きなお絵かきボードを用意し、最終的に「壁が汚れたら壁紙張り替えればいいか!」というところで落ち着きました(笑)